【 Neighbor ネイバー 】 vol.543 ⁑今月のランキング⁑
ニュース 2019年05月08日”海外拠点のトレンドは、断トツで中国!”
今月は 『日系企業の海外拠点数ランキング』 です。
1: 32,349拠点 中国
2: 8,606拠点 アメリカ
3: 4,805拠点 インド
(4:タイ 5:インドネシア 6:ベトナム 7:ドイツ 8:フィリピン 9:マレーシア 10:シンガポール)
外国に住所または居所を定めて3ヵ月以上滞在する日本人の在留届をもとに外務省が集計した『海外在留邦人数調査統計』によると、日系企業の海外拠点総数は7万5531(2017年10月1日時点)。前年より約5.2%増加し、05年の統計開始以来、最多を記録しました。インドは全体の約43%を占め断トツの1位。ドイツが欧州で唯一ランクインするのも例年通り。前年より数字が微増したのは英国のEU離脱を受け日系企業が同国に拠点を移した結果とみられています。
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①”盆栽師は自分の天職・次代への継承は天命”そう語るのは、今国内外から注目されている盆栽師、平尾成志氏。海外でデモンストレーションやパフォーマンスなど経験し、2013年文化庁文化交流大使として世界11ヵ国を回り盆栽を通じた交流を実施。2016年に盆栽園『成勝園』をオープンし、現在は異業種を融合したパフォーマンスや未経験者向けのワークショップなど中心に活動されています。
②「職人は男の世界、とされ、私が入ることは珍しいことだった。ただ私は鼻っぱしが強かったので多少のバッシングがあったとしてもへこたれるような意識はなかったですね」富山県高岡市で約60年前から表具店『出町竹苞堂』を営む出町睦子氏。金箔や銀箔、プラチナ箔を布に貼り針先で箔に濃淡を加える”金箔掻き落とし”は特許登録された出町氏独自の技術です。父の死後職人の世界に足を踏み入れた出町氏は親族を亡くし心労で欠勤が続いていたことがあった弟子に「悲しみは心のなかにできるもの。手を動かすこととは関係ない」と語りかけ、弟子はその後一度も欠勤しなかったそう。
③そのカラフルなプロダクトはすべて食品を製造する過程で出る野菜やコーヒー、ハーブの残渣を原料にして染めています。年間646万トンにのぼる日本の食品廃棄問題について意思を形にしたい、糸・生地・製品を広く扱えるという強みを活かす、それが”FOOD TEXTILE”につながりました。紫キャベツで染めた(カラー名:PURPLE CABBAGE)エコバッグやTシャツ、ドリップコーヒーで染めた上品な茶色の靴下は300足を染色するにあたり乾燥させた出がらし350gを使用しています。
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