NEIGHBOR vol.590
ニュース 2023年04月10日YKKAPが毎月発行している冊子『NEIGHBOR』
今月の表紙特集は、
日本の画材の美しさや醍醐味を生かしながらも従来のスタイルにこだわることなく、独自の創作活動を展開してきた注目の作家『本城葵』氏。
新しいどこかを求めて空を描いてきた日本画家の感性に迫ります。
✤その他の気になる記事は・・ ☟☟
①高校時代に指導を受けていた先生から「日本画家に向いているよ」と何気なく言われたことがきっかけで美大へ進み、描くこと、画材の面白さにもハマりました。岩絵具は鉱物、和紙は植物が原料。それらの原料を職人さんが気の遠くなるような作業を繰り返し製品に仕上げていきます。「自分で描きながらも、どこか自然の力や職人さんたちに背中を押してもらっているようん感覚があるんです」と本城氏。”空”というモチーフにこだわるのも”新しいどこか”につながっているから・・ 本城氏が語る空はどこかで彼女の心象風景とつながっています。
②1905年創業・新潟県三条市にある『日野浦刃物工房』。創業者の孫で伝統工芸士の日野浦司氏が代表を務め、息子の睦氏と別々のブランドを担うことで切磋琢磨しています。海外の展示会に出品し好評を得たこともあり、同工房の刃物は取引先の大半が海外となっています。息子の睦氏はデザイナーやアニメ作品とのコラボなどを積極的に展開する一方、司氏の技術継承に向けても研鑽を積んでいます。睦氏にも中学生の息子がおり、小学生の時に「お父さんとおじいちゃんが包丁をつくっている姿がかっこいい、一流の刃物職人になりたい」と書いた作文が新聞に掲載されたようで、5代目の名乗りについて感想を求めると日野浦氏の表情は職人から祖父へ変わったようです。
③花の都パリ・・市内のあちこちでガーデニングの真っ最中。2024年夏季オリンピックに向けてエッフェル塔周囲に緑の歩道をつくり歴史ある公園や広場のテラスに芝を敷くビッグプロジェクトが進んでいます。2015年夏に”緑化許可証”制度を導入。市民自ら目星をつけて公共の場所を指定しオリジナル緑化計画の立案と申請を経て、現場管理まで行うプログラムが登場!発行数はすでに1400を超えています。フランスの首都パリで(無料で!)パリ市民であることが前提ですが、素敵なガーデニング計画を始めていいのです。
✤NEIGHBOR ご希望の方はお送り致します(山口県内の方に限ります)弊社送料負担