NEIGHBOR vol.591
ニュース 2023年05月09日YKKAPが毎月発行している冊子『NEIGHBOR』
今月の表紙特集は・・・
___溢れる光と色彩でこの世界をとらえる___
曽谷朝絵
国内外での受賞歴を重ねている実力派アーティスト。その表現活動は絵画作品のみならず大型インスタレーションやパブリックアート、映像作品など幅広いジャンルに及びます。3歳から今に至るまでひたすら描き続けてきた曽谷氏は、今も空気を吸うように創作活動に取り組んでいます。
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①富山県高岡市の伝統的工芸品「高岡漆器」は江戸初期から木地づくり、漆塗り、そして螺鈿や蒔絵など『加飾』の分業体制がとられています。技法”青貝塗”は虹色の光沢を放つ貝で、螺鈿を施し高岡漆器ならではの特長を生んでいます。23歳で家業に加わった義則氏は父・健三氏から螺鈿を教わりましたが、当初は木地にふれることを許されず貝の切り取りに専念、そんな中、他工程の技術にも関心を抱くことになります。養成スクールに6年通い夜間は創作活動に励む、これらの知識を自らのものづくりにも生かしています。2004年には義則氏の次男である剛嗣氏が入社。スケートボードに螺鈿でどくろ模様を描き出すなど、独自の世界観で注目を集めています。
②1986年に始動した「クラフトエイド」。タイのバンビナイ難民キャンプに避難した少数民族モン族の女性たちの刺繍やパッチワーク品などを購入し、日本で難民支援バザーを開いたのが始まりです。現地の手工芸品をそのまま販売ではデザインや品質面で見劣りがある、そこでボランティアで関わるデザイナーの指導のもと、ブランドのリニューアルを進めました。ファッションのみならずグラフィック関係のクリエイターの協力も歓迎し、今後はアジアと日本のつくり手の交流に光を当てる取り組みも進みたい、と考えているそうです。
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